【ベトナム語翻訳】新正月と旧正月、ベトナムではどのように過ごす?

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《引用記事 Dân trí》Ở Việt Nam , người ta đón Tết Dương Lịch và Tết Nguyên Đán như thế nào?

ハッピーニューイヤー!ベトナムナビです。新年も無事明けて、正月気分も冷めてきたこの頃かと思います。しかし、東南アジアのここベトナムは、これからは本格的な正月。現在まさに正月前夜で町は大盛り上がり。日本とはまるで異なる正月の雰囲気なので、一生に一度くらいはベトナムでお正月を過ごしてみるのもいいかもしれません。今回は、ベトナムの新正月と旧正月の違いと、人々の過ごし方をご紹介したいと思います。

まず、お正月というのはご存知の通り中国由来のイベント。当の中国では現在も昔の暦、いわゆる旧暦でお正月を祝う習慣が根付いています。ちなみに、日本人からすると、お正月といえば新暦の1月1日が元旦で、前日の12月31日が大晦日。これは昔から不変ですね。しかし、世界を見てもこの新暦でお正月を祝う国は日本くらい。ベトナムを含む東南アジア諸国の多くは中国に倣って旧暦で祝います。では、ベトナム人は新暦の12月31日、および1月1日の元旦はまったく祝わない普通の日なのでしょうか。

実はそんなことはありません。カレンダーを見ても、1月1日は国民の祝日に制定されています。2017年は元旦が日曜だったので、翌2日は振替休日。大晦日から3連休の企業が多かったので、多いに盛り上がりました。多くのお店は1日の元旦のみ休み、一部の個人商店は大晦日の午後から閉店していました。ただし、2日にはどこのお店も通常営業に戻っています。

では、ベトナム人は新正月をどのように過ごすのか。まず、日本のような初詣などお寺に参拝するのは旧正月となるので、多くのベトナム人は新正月は遊びに徹します。ちなみに大晦日の深夜0時には毎年打ち上げ花火が全国各所で見られましたが、今年は経費削減のために中止となりました。また、カウントダウンらしきものも旧正月までお預け。親戚一同揃って正月料理を食べるのも旧正月。新正月では若者は町の中心に出て夜遅くまで飲んで騒いだりし、また3連休なので国内旅行に出かける人も多くいます。

2017年の旧正月の元旦は1月28日。前日の27日が大晦日となります。公的機関や多くの企業は26日ないし27日から一週間もしくは10日間ほどの連休に入ります。その一週間ほど前から、町はお正月に向けてムードが高まりはじめます。町中には花のアーチやフラワーロードの準備が着々とはじまり、公園には花市が開催され、また市場や商店の花屋もご覧のように賑わいます。テト正月では毎年恒例の様子。自宅の玄関前に花を並べ、正月を祝います。花は色とりどりですが、キンカンや桃、梅などの花が縁起物として人気があります。旅行者であれば、ホーチミンの9月23日公園に行ってみるといいでしょう。敷地内一面に花市が毎年開催されます。花だけではなく、便乗して多数の屋台も出没しているので、ちょっとしたお祭り気分を味わえます。

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